全体の流れ:AI画像1枚 → 立体化 → パーツ分割で可動化 → マルチカラー印刷 → 組み立てた実物フィギュア
「AIで作った“世界に1体”のキャラを、色も付いて関節も動く本物のフィギュアにしたい」——それを、絵もモデリングもできない人でも実現できるのが Hi3D(旧Hitem3D) の新機能です。このページでは、画像1枚から立体化し、パーツ分割で可動化して、マルチカラーで色付きのまま3Dプリントするまでの流れを、元画像を作るプロンプト付きでまとめました。
01Hi3Dとは?何ができる
- Hi3D(旧Hitem3D・hi3d.ai)=画像やテキストから3Dモデルを作れるAI(2026年に改名)。
- キャラの画像を入れると、クリーンなメッシュ・使えるジオメトリ・高精細な出力で立体化してくれる(最上位は1536 Proモード)。
- 無料トライアル(クレジットカード不要)の枠内で、生成からダウンロードまで試せる。
今回の主役は、そこに加わった3つの新機能です。
02新機能3つ(本命はマルチカラー印刷)
① パーツ分割プリント(Split for Printing)=“動く”を作る
- AIモデルをプリントできるパーツへ自動分割(頭/胴/腕/脚/武器/台座)。人型以外(建築・武器・乗り物)のテンプレも。
- つなぎ目のコネクターも自動:ボール(全方向に回る=可動)/リベット(1軸)/ダブテール(差し込み固定)。
- うれしさ:手作業のカットを大きく減らせる。小型プリンターでも、分けて出力して組み立てれば大きな作品に。
この分割+ボール関節を使うと、印刷したそのまま関節が動くフィギュアが作れます(シンプルな形なら誰でも作りやすい)。
② スマート配置+設定込み3MFエクスポート=“印刷準備”を任せる
- プリント準備(置く向き・サポート・すき間・スライサー設定)をまとめて下ごしらえして、設定が入った3MFファイルで書き出し。
- 2モード:表面優先(展示・キャラ向け)/サポート最小化(試作・実用向け)。
- Bambu Studio・OrcaSlicer にそのまま連携=手動設定を大きく削減。
③ マルチカラー印刷(Multi-Color Printing)=本命
今までの「色がフィラメントと合わない・領域が細かすぎ・手塗りが大変・コストが読めない」を、AIのテクスチャを“実際に刷れる色”へ変換して解決。色付きのままプリントできます。
| ステップ | やること |
| 1 | テクスチャ付きモデルをアップ |
| 2 | プリント用のカラーシステムを生成(色数・ディテールを調整) |
| 3 | フィラメント素材でシミュレーション |
| 4 | クリックで色を手直し |
| 5 | 最適化 |
| 6 | エクスポート/プリント |
分割+マルチカラー=色が付いて、しかも動くオリジナルフィギュア。ここが今回の一番の見どころです。
03まず“元画像”を作る(一番大事なコツ)
キレイに立体化する最大のコツは、元画像を「4方向ターンアラウンド」で用意すること。1体のキャラを前面・左側面・右側面・背面の4方向で、デザインと色をそろえて描きます。
4方向ターンアラウンドの条件
- 4方向を1枚に(前面→左側面→右側面→背面)。4ビューでデザイン・色を完全に一致させる
- 左右の側面は描き分ける(単純な左右反転にしない)
- 無地のライトグレー背景・均一な照明・強い遠近感なし(正投影に近く)
- Aポーズで直立(腕を体から少し離す)/文字・ロゴ・ビュー名ラベルは入れない
- 必ずオリジナルデザイン(実在の人物・既存キャラは使わない)
そのまま使える生成プロンプト(画像生成AIへ貼るだけ)
下のプロンプトを画像生成AIに貼れば、Hi3Dに入れる元画像が作れます。被写体の説明(最後の一文)を変えれば、好きなジャンルに応用できます。
3Dモデル化・3Dプリント用のキャラクターリファレンスシート。同一の被写体を1枚の横長画像に「前面・左側面・右側面・背面」の4方向のターンアラウンドとして、この順で等間隔に横並び配置し、4つのビュー全てでデザイン・色・プロポーションを完全に一致させる。左側面と右側面はそれぞれ正しく描き分ける(単純な左右反転にしない)。各ビューは同じ高さ・同じスケール・同じ目線で、被写体は1体のみ、全身が見切れずに収まる。Aポーズで直立・左右対称。無地で均一なライトグレー背景、影は最小限、均一なスタジオ照明、正投影に近い構図。輪郭が明快で細部までくっきり。文字やロゴや透かしやビュー名のラベルは入れない。実在の人物や既存キャラは使わず完全オリジナル。被写体はオリジナルのアニメ調の少女キャラ、6〜7頭身、ツインテール、ファンタジー風の制服とショートマント、ロングブーツ、青と白とゴールドのポップな配色、セルルックのアニメ塗りで面はクリーン、フィギュア化向きのディテール。
4ビューが1枚にうまく割れない・左右の側面が同じになってしまう時は、前面・左側面・右側面・背面を別々に4枚生成してHi3Dへ入れると安定します。
どんなジャンルでも作れる(生成サンプル)
同じプロンプトの型で、こんなにいろいろ作れます。
アニメキャラ
ちびマスコット
ペット(柴犬)
ドラゴン
メカ・ロボット
武器+台座
レトロカー
お城・建築
擬人化ネタ
バスト胸像
魚(可動デモ向き)
トカゲ(可動デモ向き)
04正直なつまずきポイント
いいことばかりではないので、先に知っておくと安心なところも。
- 元画像のアングルが甘いと立体が崩れる:4方向をしっかりそろえるほど結果が安定します。
- 薄い部分は折れ・サポートに注意:羽根や刃などは、少し厚みを持たせておくと安心。
- マルチカラーは色数とコストのバランス調整が要る:色を増やすほどリッチだけどコストも上がるので、そこは触りながら。
- スライサー側の微調整がゼロになるわけではありません(大幅に減る、が正直なところ)。
それでも、「AI画像 → 立体化 → 分割で可動 → 色付け → プリント」が一気通貫でつながったのが今回の大きな進化です。
05もっと先へ:画面の中でも動かす
Hi3Dで作ったモデルは、この後 Blender に持っていってAIに指示するとポーズを変えたり画面の中で動かすこともできます(=デジタル上の可動。実物が動くのは今回の分割+ボール関節のほうです)。
この応用のやり方は、メンバーシップの回で詳しく解説予定です。
Hi3Dを無料トライアルで試す
Hi3D(旧Hitem3D)は無料トライアル(クレジットカード不要)で今日から試せます。
視聴者特典(先着200名に +500クレジット)&リンクは、YouTube動画の概要欄・固定コメントからどうぞ。