Routine Labo / AIショートドラマ制作キット

Anijamの使い方
— AIで「どんでん返し」ショートドラマを作った

2026年10月1日 / Routine Labo

Anijamの使い方 サムネイル案

Anijam は、チャットで頼むだけでキャラ → 画像 → 動画 → 声まで作ってくれる AI 動画エージェントです。 中では MiniMax の最新動画モデル MiniMax H3(通称 Hailuo 3)も選べます。 このページでは、流行りの「見下された地味な新人が、実はすごい人だった」どんでん返しショートドラマ(縦長 約3分・4シーン・13クリップのカット割り)を、 登場人物づくり → カット割りした4シーン → 言葉で手直しの順に0から作った手順を、台本の型とプロンプト全文つきでまとめます。

Anijamを一言でいうと
図解:Routine Labo

Anijam とは・MiniMax H3 とは

Anijam は、画像生成AI「Dzine」と同じ運営元(SeeKoo LLC)の AI 動画エージェントです(2026年5月公開)。 アイデアを書くと、台本・キャラ・絵コンテ・動画・声まで、会話しながら進めてくれます。Web のほか iOS・Android のアプリでも使えます。

Anijamの4つのモードとMiniMax H3
図解:Routine Labo
モードできること
AI Director音声つきの完成動画を一気に作る(迷ったらこれ)
Workflow画像 → 動画 → 音声を1段ずつ確かめながら作る
Oscar1つのアイデアから本格的な脚本と動画を作る(Creator 以上)
MV曲に合わせてミュージックビデオを作る

MiniMax H3 は、MiniMax が 2026年7月31日に発表した動画生成モデルです。「Hailuo 3」は通称で、同じモデルを指します。

出典:MiniMax「MiniMax H3」発表ブログ(2026-10-01 取得)
minimax.io
出典:Artificial Analysis「Video Arena」(2026-10-01 取得)
artificialanalysis.ai

料金・クレジット・商用利用

料金とクレジットの減り方
図解:Routine Labo
プラン(月払い)料金クレジット/月主な違い
Beginner初月9ドル → 毎月19ドル3,000キャラ登録なし・720P 書き出し
Creator初月19ドル → 毎月29ドル6,000キャラ登録10体・1080P・Oscar・Seedance 2.0
Master毎月69ドル16,000キャラ登録60体

出典:Anijam「Pricing」(2026-10-01 取得)
anijam.ai
出典:Anijam「Terms of Service」(2026-10-01 取得)
anijam.ai

どんでん返しショートドラマの型

どんでん返しショートドラマの型
図解:Routine Labo
拍(尺)役割この回の中身
① 見下される(約45秒)フック先輩マキが新人リコの企画書を払い落とし「新人のくせに」
② 伏線(約45秒)正体のヒントを画面に置くホワイトボードに「本日14:00 RICO様 ご来社」・スマホに「14時、先方ビルに到着予定」の通知
③ 正体が明かされる(約60秒)どんでん返し相手が来ない会議室。リコがメガネを外して上座へ「はじめまして。RICOです」
④ スカッとする一言(約45秒)格の違い「この企画書、床に落ちてましたよ。私は、いいと思います」

ネットではどう言われてる?

XとApp Storeの反応
図解:Routine Labo

どこに使えるか

向く仕事と向かない仕事
図解:Routine Labo

AIショートドラマの作り方(3ステップ)

AIショートドラマの作り方3ステップ
図解:Routine Labo
登場人物シート(自分の話に書き換えて使う)
主人公の表の顔
周りから見下される立場(新人・地味・控えめ など)
主人公の本当の顔
最後に明かす正体(人気インフルエンサー・取引先の社長・伝説のプロ など)
見下す人・周りの人
役どころと見た目。意地悪は軽めに。驚く役(部長など)がいると正体の場面が映える
年齢
全員必ず成人に。大人っぽく見えるように、と書き添える
見た目と小物
髪型・服・メガネなど。正体を明かす場面で外せる小物があると演出しやすい
伏線
正体のヒントになる画面の文字(ホワイトボード・名札・スマホの通知 など)
守ること
実在の人に似せない・露出の多い服やポーズにしない・暴力を描かない

ステップ1:登場人物を3人つくる

登場人物を3人つくる のプロンプトコピーして使う
縦長のショートドラマを作る前に、登場人物を3人つくりたいです。動画はまだ作らず、キャラクター設定と、それぞれ同じ顔の参照画像を3枚ずつ作ってください。

【主人公】リコ(RICO)
年齢:26歳の成人女性(大人っぽく見えるように)
表の顔:広告会社に入ったばかりの、地味で控えめな新人社員
本当の顔:フォロワー数百万人の人気インフルエンサー「RICO」(会社では誰も気づいていない)
見た目:肩までのダークブラウンのボブ、自然なメイク、細いシルバーのネックレス。会社ではベージュのカーディガンに黒縁メガネ。正体を明かす場面では黒のテーラードジャケット

【先輩】マキ
年齢:34歳の成人女性
役どころ:仕事はできるが新人に厳しく、リコを見下している先輩
見た目:黒のパンツスーツ、ひとつにまとめた黒髪、きりっとした表情、細いヒール

【部長】
年齢:55歳の成人男性
役どころ:会社の命運がかかった契約を気にしている、気のいい部長
見た目:グレーのスーツ、短い白髪まじりの髪、少しふくよか

画風:3人とも実写風、オフィスの自然な照明、映画のような質感
守ること:実在の有名人に似せない/露出の多い服やポーズにしない

出力:3人それぞれ ①顔のアップ ②全身の正面 ③斜め45度 の3枚を、同じ顔・同じ髪型で

9枚が出たら、3人それぞれ顔・髪型・小物が揃っているかを確認。崩れた1枚だけ「◯枚目を他の2枚と同じ顔で作り直して」と頼み、揃ったら3人ともキャラクターとして登録します(キャラ登録は Creator 以上)。

ステップ2:カット割りで4シーンを作る

カット割りで4シーンを作る のプロンプトコピーして使う
登録したリコ・マキ・部長で、縦長9:16・約3分のショートドラマ「地味な新人の正体」を作ります。長いので、シーンごとに分けて頼みます。まずは全体の設定とシーン1です。

【全体の設定(全シーン共通)】
・動画モデル:MiniMax H3(768P・音声あり・縦長9:16)
・1クリップ15秒。1クリップの中にカットを3つ入れる(引き・アップ・手元など、カメラの位置を変える)
・顔・髪型・服は登録したキャラクターのまま保つ
・セリフはすべて日本語で、自然な会話の速さで。BGMは控えめに、効果音(足音・紙の音・ドア)を入れる
・映画のような質感。暴力や露出のある表現はしない
・動画にする前に、各クリップの最初の1コマ(絵コンテ)を見せて、私の確認を待つ

【シーン1:見下される(オフィス・朝・約45秒=3クリップ)】
クリップ1-1
 カット1(引き):朝のオフィス。社員が出社してくる中、リコが静かに席でパソコンに向かっている
 カット2(足元のアップ):ヒールの音を立てて、マキがリコの席に近づく
 カット3(マキの顔):マキ「ねえ新人さん、昨日頼んだ企画書は?」
クリップ1-2
 カット1(手元のアップ):リコが両手で企画書を差し出す
 カット2(マキの顔):マキがパラパラとめくり、鼻で笑う
 カット3(引き):マキが企画書を机から払い落とし、紙が床に散らばる。マキ「新人のくせに、こんな企画が通るわけないでしょ」
クリップ1-3
 カット1(同僚2人):周りの社員がひそひそ笑う
 カット2(リコの横顔):リコがしゃがんで紙を拾う。髪で表情は見えない
 カット3(企画書の表紙のアップ):表紙に「新規インフルエンサー施策案 担当:リコ」と書いてある。リコの口元が一瞬だけ微笑む
カット割りで4シーンを作る のプロンプトコピーして使う
シーン1、ありがとうございます。同じ設定で、次はシーン2をお願いします。

【シーン2:伏線(オフィス・昼・約45秒=3クリップ)】
クリップ2-1
 カット1(部長の顔):部長「今日の14時、RICOさんがいらっしゃる。うちの命運がかかってるぞ」
 カット2(マキの顔):マキが胸を張る。マキ「お任せください。私が担当します」
 カット3(ホワイトボードのアップ):ホワイトボードに「本日14:00 RICO様 ご来社」と書いてある
クリップ2-2
 カット1(マキとリコ):マキがリコの席の横に立つ。マキ「あなたはお茶だけ出してて。余計なこと言わないでね」
 カット2(リコの顔):リコが小さくうなずく。リコ「はい」
 カット3(机の上のスマホのアップ):リコのスマホが光り、通知に「マネージャー:14時、先方ビルに到着予定です」と表示される。リコがさっと画面を伏せる
クリップ2-3
 カット1(給湯室の引き):リコが給湯室でお茶を淹れている。窓にリコの顔が映る
 カット2(若い男性の同僚):同僚がのぞき込む。同僚「マキさん、RICOに会えるってずっと自慢してたよ」
 カット3(リコの顔のアップ):リコ「…そうなんですね」と、意味ありげに微笑む
カット割りで4シーンを作る のプロンプトコピーして使う
ありがとうございます。同じ設定で、次はシーン3をお願いします。ここが一番の見せ場なので、間(ま)を大事にしてください。

【シーン3:正体が明かされる(会議室・14時・約60秒=4クリップ)】
クリップ3-1
 カット1(壁の時計のアップ):時計の針が14時5分を指している
 カット2(マキの手元):マキが資料をそろえ、何度も腕時計を見る
 カット3(部長とマキ):部長「まだか?」 マキ「もうすぐのはずです…」
クリップ3-2
 カット1(ドア):ドアが開き、リコがお盆にお茶をのせて入ってくる
 カット2(マキの顔):マキ「お茶を置いたら出ていって」
 カット3(引き):リコはお茶を置かず、静かにテーブルの前に立つ
クリップ3-3
 カット1(手元のアップ):リコが黒縁メガネを外す
 カット2(全身):リコがカーディガンを脱ぐと、黒のジャケット姿になる
 カット3(引き):リコが上座の椅子を引いて座る。部長とマキが目を見開く
クリップ3-4
 カット1(マキの顔のアップ):驚いて目を見開くマキ
 カット2(リコの顔の正面アップ):一瞬の静けさ
 カット3(リコの顔):リコ「はじめまして。RICOです」
カット割りで4シーンを作る のプロンプトコピーして使う
ありがとうございます。同じ設定で、最後のシーン4をお願いします。

【シーン4:スカッとする一言(会議室・約45秒=3クリップ)】
クリップ4-1
 カット1(マキの全身):マキが青ざめて立ち尽くす
 カット2(部長):部長があわてて立ち上がり、深く頭を下げる。部長「た、大変失礼しました!」
 カット3(リコの顔):リコ「いえ。今日は、この会社の社員として来ていますから」
クリップ4-2
 カット1(手元のアップ):リコがかばんから、朝に床に落ちた企画書を取り出す
 カット2(リコとマキ):リコが企画書をマキに差し出す。リコ「この企画書、床に落ちてましたよ」
 カット3(リコの顔):リコが笑顔で。リコ「私は、いいと思います。一緒にやりませんか」
クリップ4-3
 カット1(マキの手元):マキが震える手で企画書を受け取る。マキ「…よろしくお願いします」
 カット2(会議室の引き):窓から光が差し込む会議室
 カット3(リコの顔のアップ):リコがカメラに向かって小さくウインクする

長いので4回に分けて送ります(全体の設定+シーン1 → シーン2 → シーン3 → シーン4)。各回、動画にする前に絵コンテで①顔 ②画面の文字 ③カットごとにカメラの位置が変わっているかを確認し、モデルが MiniMax H3/768P/15秒/9:16 になっているかと見積りのクレジット(1クリップ300・全13クリップで3,900)を確かめてから生成します。エージェントがクリップをまとめてしまうときは Workflow モードで1クリップずつ作ります。

ステップ3:言葉で直して書き出す

言葉で直して書き出す のプロンプトコピーして使う
ありがとうございます。次の2か所だけ直してください。ほかのクリップはそのままにしてください。

1. クリップ3-4:リコが「はじめまして。RICOです」と言う前の静けさを、もう少し長くしてください。
2. クリップ4-2:リコのセリフを少しゆっくり、落ち着いた声にしてください。

直したら、13クリップをシーン1からシーン4の順に1本につなげて、縦長9:16で書き出してください。

直したいのは気になった所だけ。言葉で「どのシーンの・何を・どうしたいか」を書けば、そのシーンだけ作り直してくれます(作り直した分のクレジットは減ります)。完成したら音を出して通しで再生し、①顔が全クリップで保てたか ②画面の文字 ③日本語のセリフの自然さと口の動き ④カット割りでドラマらしく見えるか ⑤どんでん返しが伝わるか、を確認します。

クレジット早見表(MiniMax H3)

作るもの768P2K
15秒のクリップ 1本(中に3カット)300600
45秒のシーン(3クリップ)9001,800
約3分15秒のドラマ(13クリップ)3,9007,800
この回の合計(登場人物と絵コンテの画像を含む見積り・手直し除く)約4,450—

Creator プラン(月6,000クレジット)なら、この約3分のドラマを月に1本ほど作れる計算です(Master の月16,000なら3本ほど)。画像の消費は、エージェントが選ぶ画像モデルによって変わります。

公開する前のチェック

公開する前のチェック
図解:Routine Labo

まとめ

まとめ
図解:Routine Labo

公式サイト:anijam.ai / アプリ:iOS・Android